最近長時間のデスクワークの後で別の作業をしようとして立ち上がると、突然の立ちくらみや吐き気を感じてしまうという方が増えているようですが、多くの場合病院で診察を受けると「ストレートネック」だと診断されているようです。
ストレートネックは長時間同じ姿勢で下を向いて作業をする方に多い症状で、首周辺の筋肉が固まってしまう事によって起こる症状です。
程度にもよりますがストレートネックになってしまうと首の痛みやひどい肩こりが起こったり、そのまま放置していると今度は両腕がしびれてしまったりする事もあるようです。
スマホの普及が原因の一つでもあると言われているので、ストレートネックで痛みがひどいなどの場合には、しっかりとした治療やストレッチなどを行なうようにするといいのです。
1.ストレートネックの治し方
ストレートネックの治し方は色々とありますが、もっとも効果的だと言われているのがストレッチをするという治し方です。
今回はタオルを使ったストレートネックの治し方と、その効果についてをご紹介したいと思います。
2.タオルを使ったストレートネックのストレッチとは?
ストレートネックの症状がひどくなると、作業の途中で急に吐き気を感じる事があり、横にならないと改善しないといった事や、鼻炎の症状が治らないといった症状が起こり、不快感で仕事に集中する事ができません。
ちなみにタオルを使ったストレッチは、全てのストレートネックの症状に効くわけではありません。次の症状がひどい人にオススメのストレッチ方法です。
・めまい、立ちくらみがひどい
・偏頭痛が激しい
・吐き気と辛い肩こり
・鼻炎などのアレルギー症状(目のかゆみなども)
実はこれらの症状を改善するツボが首に集中しています。そこでタオルを使ってストレッチをしてこの三叉神経の圧迫を改善してあげるといいのです。
3.タオルストレッチの方法
バスタオルを用意します。用意したバスタオルをくるくると巻いて、それを首の下に入れて首枕にしましょう。
その状態でも十分ストレッチになります。本来の首の湾曲をタオルを使って実現するという感じでしょうか。
その方法で夜眠るというのではありません。疲れをほぐすためにタオルを使って首枕を作って首のストレッチをするといいのです。
この治し方は誰にでも簡単にできる方法なので、毎日の休憩タイムにできるようにしておくといいかもしれません。それとスマホをいじる時間を1日に何時間というように決めて作業をするのもいいかもしれませんね。